ゆっくりと上下に視界
鈍さから始まる感覚
窓から風 飛ばされた白紙の五線譜
0と24の積木遊び
放り込まれてここは何回目?
ピアノの音とからっぽな歌
生温い現状で呼吸を繰り返していた
悲しくも痛くもないストーリー
からから ピアノが響く
泣きも笑いもしないで横たわってた
見上げた空 やさしい色で
僕はここで置いてかれそうだ
だるい夏 持て余してた僕に不意打ち
夜が冷やせなかった熱が風にさらさらと溶けていく
きっとさ、
とまって見えた部屋の空気も
いつだってこぼれ落ちていけたんだよ
単調だと放り投げてた
無表情の他力本願
探し物は? ―探し物。
甘やかされた猫の尻尾が花瓶を倒して
広がる波 命のにおい ガラスの音 喉の奥
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ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
A
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霧が覆うから 追って 嵐の予感が
早く家の中 「おいで」導かれるまま
B
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期待しないの 大人になるだけ
簡単なことでしょう...アイリッドホール
かぜよみるいと
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【これは彼の昔のお話】
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「また会いたい」と呟いた
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昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
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次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
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あの子にはこっちの顔で この子の発言に否定はしないで
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Soda
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