五月、無垢の残像が君の向こうで揺らめいた
絶対零度の夏の吐息は気配
土瀝青(アスファルト)に散っていく濃灰(のうかい)の劣等感
曇天に飽く僕はすがめた片目に
あの日の君を白昼夢に見る
さざめく都会の狂騒は鼓膜をすり抜けて
僕だけが鮮やかな無彩色の世界を嘲笑う
君の声を忘れてしまいそうな愚か者をどうか
その手で罰してくれないか
馬鹿みたいな青を独り切り裂く飛行機雲
まなうらに凝(じっ)と焼きつけて
六月、逃げ水は微かな匂いだけを残した
無味乾燥の昔日に手を振って
混凝土(コンクリート)の上に融け落ちるありさまは生々しく
炎天を倦(う)む僕はかざした掌の下、
頭上の碧空(へきくう)に押し潰されていく
無人の市街地に響く蝉の音は鼓膜を穿って
僕だけが鮮やかな無彩色の世界を嘲笑う
君の声を忘れてしまいそうな愚か者をどうか
その手で罰してくれないか
嗤えるくらいかそけく一筋の光芒(こうぼう)
指先でそっと触れたくて
世界は次第に静寂(しじま)に覆われて
白銀に彩られた幻像も薄らいでいく
ほどける現世(うつしよ)の剥片に
僕はゆっくりと両つの目を閉じる
馬鹿みたいな青を独り切り裂く飛行機雲
まなうらに凝と焼きつけて
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6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。
kurogaki
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【不屈鳥】
狭い鳥籠の罠 まざまざとはめられて
いつの間にか 塞がれていた地平線
翼があることさえ 隠したまま
遠い遠い 光を求め続けた
絡み絡まるものを 必死に拭う様さえも
他者(ひと)は 悪あがきだと言うらしい
【けれど】嵐の先端 ...ご依頼歌詞
cup_chinon
ここで目を閉じる
残る残像を思い返す
流れていく日々
歩き出した置き去りの記憶
音を消した高鳴る鼓動を落ち着かせて
一人きりの道見きわめて
消えた残像に目を向けた
白飛びの景色
忘れないここに在る意味を
張りつめた時を戻して ...一瞬の煌めき
ST
Hello there!! ^-^
I am new to piapro and I would gladly appreciate if you hit the subscribe button on my YouTube channel!
Thank you for supporting me...Introduction
ファントムP
命に嫌われている
「死にたいなんて言うなよ。
諦めないで生きろよ。」
そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな。
実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて
「それが嫌だから」っていうエゴなんです。
他人が生きてもどうでもよくて
誰かを嫌うこともファッションで
それでも「平和に生きよう」
なんて素敵...命に嫌われている。
kurogaki
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