かがり火が風にゆれるたびにうごめくこのこころ鎮めてしまおうというほど
響き来る楽の音色にはまだ戦いのつらさなど知らない若さがにじむ

ゆらゆらと川面越え響き渡ってくる笛の音は
ひとひらの花の命 散るように儚く

宵闇 深くあなたを 隠し この心を虜にし 消える
涙のしずく 私の頬を落ち

キラキラと水面には日の光が跳ね返っている
いくさばに現れた 凛々しい若武者

ひとたび みればわかった あなたがあの笛の音の主であると
涙のしずく あなたの顔へ落ちる

戦の 世でなかったら 出会うこともなかっただろうけど されど
あなたを殺め 失うこともない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

戦場の笛

エッス様の曲(http://piapro.jp/t/YS66)に歌詞をつけさせていただきました。

閲覧数:209

投稿日:2013/04/20 17:39:20

文字数:275文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました