ヒカリの輪郭が全てを包む頃
私は忘れているでしょうか
誇らしげな毛並みも今はもう
誰の指も触れることはなくて
知らない内にすり減ってしまう
どこかの国の幸せな人形みたいに
勘違いだっていいから刻ませて
一足先に雨が熱を奪っていく
星を天に帰すような秘めごと
新しいモノだけが残された地上
めくられたページを思い出せない
笑い合った時の温度は消えないのに
確かにあったんだよ
セカイのコンパスが全てを指した頃
私は見つけているでしょうか
悩ましげな笑顔も今じゃほら
誰の旅すら支えることはなくて
越えない内に折れ曲がってしまう
いつか本の中で見た花のように
空耳だって良いから震わせて
一声かけて音が意味を奪っていく
月を海に落とすような戯れ言
懐かしいモノだけが埋められた地表
破られたページを見つけ出せない
憂い合った日々の感度は落ちないのに
確かに知ったんだよ
積み上がっていくモノが捨てられないのは
誰かの裾を掴んで離せない子どもみたいに
どこへ行けば良いか分からず付いてくしかない
狼煙も標識も暗闇では意味がないのに
血走った目で掴みかかっておいて今更
友達になりたいなんて信じてくれるとでも?
近ければ告げれば良い遠ければ叫べば良い
嘘かどうかなんて相手が決める事なんだ
眩しさで目を背けてしまうから瞼を閉じ
あの子の笑顔もなかった事にしたいんだろ
それがもし最後の笑顔だとしても君は
黙秘を続けるだけの人生になってしまえ
月を海に落とすような戯れ言
懐かしいモノだけが埋められた地表
破られたページを見つけ出せない
憂い合った日々の感度は落ちないのに
確かに知ったんだよ
確かにあったんだよ
一本道の迷路の先でほら
誰かが名前を呼んでる
そういえばヒカリにも色があったんだ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想