その日は土砂降りの雨で
呆然と立ち尽くす私
「最悪だ」と呟いた
ふいに差し出された傘
走り去っていく彼の後姿
私の胸の奥から
恋に落ちる音がした
今日もまたダメだったなと
落ち込みながら下る階段
外を見た瞬間
「ああ、最悪だ」
またもや土砂降りの雨だ
「傘がないの?」
振り向くと
笑った君の顔
今しかない
ありったけの勇気を振り絞り
差し出した傘
震える声で「ありがとう」
いつもいつも想ってた
触れる指先から伝わる君の温度
溢れだしちゃう私の気持ち
好きです好きです
「好きなんです」
心の声が飛び出した
優しく笑った君の顔
差し出された君の手
「僕も同じさ」
ずっとずっと好きだったんだよって
嘘みたいで嘘みたいで
大粒の涙が溢れた
まるで今の天気みたいに
いつになったらいつになったら
太陽が見れるのかな
でも
ちょっとだけちょっとだけ
このままでもいいかもな
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