「キリンに日がさせば」

悲鳴が消え いつの間に
背丈伸びた 東京
夕映と 曖昧な人の波

今度から僕たちは
繰り返しません、と
平穏を愛していたい
胸元冷えても

大切なものを食べよ
腹の底 少し光

ボン・クレプスキュール!
僕たちはキリンの夢を覗けど
いつでも お気に入りの靴
履かずに歩いちゃうんだ…

壊れぬ日々を編んだ先
伸びる首が 未来 指せば
生きていける気もするかな…
ぽそり 音符をひとつ


ポストから銀河まで
文字が届く 今度
僕ら ずぶ濡れの岩で

真実と愛着の網目
僕は今日も
立ち並ぶ 哀しみに
陽の光を待つ


そっと そっと 信じたもの
きっと きっと 意味はないの
ずっと ずっと 嘘だけれど
きっと きっと 心臓に芽を吹く


この手に撫でた無力を
重ね合わせて祈ろう
答えは交わりの先
目を見て、ちゃんと話して!

ボン・クレプスキュール!
僕たちはキリンの夢を見終えて
小さな 足元の靴
忘れず 見つめてるんだ

結局のとこ 現世には
人がいるだけだけれど
視界を彩る朝を
なるだけ音符にして

いつか花にしよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キリンに日がさせば

「キリンに日がさせば」の歌詞です。

閲覧数:616

投稿日:2023/08/10 21:02:28

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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