時は乱世 月の濁る丑三つ
花舞えば 乱倫(らんりん)
夜道 小道 入り混じる人道(ひとみち)
乱乱(らんらん)に 滔滔(とうとう)に

名声薄れ尚も輝く名家の名の下(もと)で
語り継がれた「いろは」を守るは二つの童声(わらべごえ)

「今日の遊びはなぁに?」


舞い散れ さぁ 無邪気に
踊り狂え 桜花
もっと悦びなさい
我等の手にかかる事を
烈華繚乱


敵は緑 末(すえ)までの敵意
御上たちの掌
先代の下に集う狗に興味はない 期待はない

信じるは己等と盃交わした兄弟だけ
赤にまみれる所業を行う幼き隻眼児

「今日の友達(相手)はだぁれ?」

舞い散れ さぁ 儚く
踊り狂え 死人草(しびとぐさ)
もっと楽しもうよ
我等と死合うこと(戯れること)を
烈華繚乱


戦火の火蓋が落とされはためく山吹色の御旗
緑の息がかかった犬が声を上げる

「じゃあ躾にいこうか」

舞い散れ もっともっと
踊り狂え 蘭菊草(らんぎくそう)
もっと苦しみたい?
楽になんかさせないつもり
烈華繚乱


戦(いくさ)の絶えない乱世 この時代に
生まれ落ちたことを呪うがいい
我等の安らぎを守るためなら
たとえこの身体(からだ) 滅びようとも

舞い散れ さぁ 無邪気に
踊り狂え 桜花
もっと悦びなさい
我等の手にかかる事を
烈華繚乱

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

烈華繚乱

ILUさまの歌詞応募用第2弾です
http://piapro.jp/content/kbda21cyi12nw865

和風イメージにしてみました
時代は室町~戦国あたりで、武家に生まれた双子的なかんじです


*ILUさまへ*
掛け合いのところに歌詞をつけたりつけてなかったりします><
つけてないところはメロディーと同じ歌詞にしてもらえると光栄です

閲覧数:208

投稿日:2010/08/07 22:10:23

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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