『ネンショウ』

不器用ながら書き上げた手紙　仲の良かったあなた宛てに
「もしもう一度仲良くなれたら…」なんて書いてみたけど
不可能って思ってすぐに消した　代わりに書いたのは
「元気？」なんて意味のない言葉の詰め合わせ

懐かしい日々を思い出してみても
もうその時に戻れないって脳が訴えている
本当は心も知っているくせに
まだあきらめようとしていないんだ

どれだけの言葉のカケラを積み上げても
自分の心はもう晴れることなんてないのさ
後悔をいくらしてもかき消せない
あなた宛の手紙　今はもう燃えてしまった

不器用ながら過ごしたあの日　仲の良かったあなたと共に
「また一緒に遊ぼう」なんていつも言ってたけど
不可能って今になって知った　代わりに残ったのは
「嫌い」なんてつら過ぎる言葉の詰め合わせ

楽しい日々を懐かしんでいても
もう意味のないとは分かっている
本当は全て理解しているのに
また会いたくなってしまったんだ

どれだけ大きな声を出し続けたとしても
あなたの心にもう届くことなんてないのさ
後悔は痛いくらい感じているから
自分のつらい気持ち　今も不完全燃焼

自分の心もあなたの気持ちも今までずっと知らなくて
ずっと子供のように思いが暴れていた
だけど今分かったんだ　これはただの意地のようで
２人とも火花のようにはじけていただけなんだ

どれだけの言葉のカケラを積み上げても
２人の心はもう晴れることなんてないけど
後悔を２人で分け合えるならば
あなた宛の手紙　今なら届くかな

どれだけの思い出のカケラを積み上げて
あなたの心に届くことなんてできるかな
後悔は痛いくらい感じているから
自分のこの気持ち　今はもう完全燃焼