春風揺らす木々の中 
ゆらゆら微睡む「僕は誰?」
そんなに興味もないよ 
青い眼 見上げた星空

忘ていくことが怖くって
どうでもいい事で虚しくなる
正しさだけで生きていけるほど甘くないや

あれが一等星 煌々と照らす夜
ふいに流れ落ちた涙
強がりだと気付いたんだ
「僕の名前を教えてよ、スピカ」


夜、雨が降るだろうか 
ただただ伸ばした尾の先の
青白い光の点は 
僕の眼と同じ色だ

忘ていくことが怖くって
正しさの意味も解らなくなる
許されない事が多すぎて息苦しいな
   
あれが一等星 深々と更ける夜
ふいに叱ってくれないか
間違いだと気付いたんだ
「僕の甘えを教えてよ、スピカ」


褪せた三秒間 しとしとと濡らす雨
ゆうに流れ落ちた涙
間違いだと気付いたんだ
もうすぐ春が終わるみたいだ

あれが一等星 煌々と照らす夜
ふいに流れ落ちた涙
強がりだと気付いたんだ
「僕の名前を教えてよ、スピカ」

さらば一等星 蒼々と光る星
僕は強くなれるだろうか
間違いだらけの世界で
正しさを見つけるために征くよ
「そこで見守っていてよ、スピカ」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

猫とスピカ

閲覧数:97

投稿日:2018/08/24 22:34:41

文字数:475文字

カテゴリ:歌詞

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