悲しい嘘をつかせないでよ
あなたはいつも気変わりばかり
「今夜は私も気分じゃないの」
ひとり詰った無関係な夜景
幼いころから強がりばかりで
誰かに差し出しては後で惜しんだ
空っぽの杯を逆さに
これ以上は何もないよと言いたかった
嘘を食べて大きくなったの
スカスカの味わいで心痩せていく
もう ほんとはどこかで気づいてた
あなたは素直なあの子へと心変わり
誰かのための嘘ではなければ
こんなにも虚しい チェッチェッ
笑い合った日思い返せば
泣けちゃうほどに他人だった
「そんなにおかしな顔じゃない」と
ふたりふざけたあのあなたは どこに?
胸の奥底錆びつききってた
約束あれもきっと嘘と知ってた
片っぽで愛を信じて
その天秤掲げた方を手で沈めた
嘘を飲んで眠りについたの
夢の中もう一度 深く傷ついた
ねえ 知ってた? ほんとの嘘ってさ
優しい仮面を 外せなくなってしまう
それでもまだね あなたの残り香
捨てきれず抱いた チェッチェッ
忘れたふりして 今日も
同じルート 歩いてた
期待しない 強さが
私をまた 削っていく
嘘を食べて愛を知ったの
甘苦さ飲み込んで 胸につまりそう
もう ひとりじゃ苦しいだけ満ちる
真実よりも 欲しかった綺麗な嘘
でももういいよ 最後の一口
噛みしめたならば ごちそうさま
正直な私で 終わらせるから
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