「もうすぐバレンタインだ!」
オレは鏡音レン!(知ってるよ
「ああ、そうだな」
だらしなく答えたのはがくぽ。座椅子にもたれて雑誌を読んでる。月刊『侍の庭魂』なんじゃそりゃ。
「今年はどんなものを作ってくれるのでしょうね。リリィさん」
こたつに肘を置いて組んだ両手の上に顎を乗せ、ウットリとしているのはキヨテル…先生。(キヨテルには先生とつけて言わないと後で体育館裏に呼び出されるんだぜ☆
おっと、誰か来たようだ)
「お前らそんなにのんびりしてていいのか!?ぼんやりしてるとリンが他の奴にチョコをあげちゃうかもしれないんだぞ!」
「あ、お前なんかやらかしたの?だから今年はもらえないかもって騒いでんだ」
『ギクッ』
「ああ、それで知恵がないレン君は僕らの知恵を借りようとしている訳ですね」
『ギクギクッ』
オレの額から冷たい汗が流れた

「あーリンのお気に入りのミカンゼリーを食べちゃった、と」
「アハハ、馬鹿ですねー。僕だったらリリィさんの嫌がることは絶対しませんし、させませんよ」
「嘘つけ!リリィいっつもいやって言ってるじゃん!!」
「君にリリィさんの何がわかるのですか?嫌がっているように見えますが、そんなことはないのですよ。心の奥底は喜んでいるんですよ。本当、素直じゃないのですから、リリィさんは…」
キヨテル先生はフフフと笑った。なんか怖い。
「ま、心配しなくてもくれるだろ。リンなら」
と、がくぽ。余裕だな、此奴。そして、超笑顔で、
「というか、チョコの話してたらチョコ食いたくなった。作ろうぜ!」
『はあ?』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

バレンタインを待ちきれなくてぼく達がチョコを作っちゃった(≧∇≦)

続きを書くかは未定です

閲覧数:143

投稿日:2015/02/09 19:44:44

文字数:661文字

カテゴリ:小説

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  • すぅ

    すぅ

    ご意見・ご感想

    続きお願いします!!!

    年下の受難…そこはどうしようもないですよねw
    そしてどこと無く感じる先生のラスボス感…w
    三人のチョコ欲しいです!(おい

    2015/02/09 20:05:44

    • みけねこ。

      みけねこ。

      メッセージありがとうございます。
      続きまた書きますね!
      キヨテル先生はこうでなくっちゃw

      2015/02/10 11:02:25

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