雪解けの 水しぶき
朝焼けに 彩づけば

まだ少し 冷たくて
青い空 吸い込んだ

肩に降り積もる 寒い日も
歩くことさえ 怖れた日も

何も知らない 私の手に
訪れる初の想い 乗せた

つぼみ開く 風をまとう
桜吹雪

愛をくれた君に
愛のままに 桜花雪


あさやかな 春紅葉
並木道 彩れば

どこまでも 進みたい
七曲り 坂道も

失くした彩なら 種にして
育てていこう 二人だけの花

雪の下 春を詠う
山藤のよう 小さく咲けば

白い風が 君の彩に
千代に 染まる

み吉野の山辺に
愛に揺れる 桜花雪


胸に降り積もる 粉雪を
両手に集め 浮かぶ雲へ

いつかの私と 同じように
愛に疲れた 誰かに注下

枯れた山も 愛に包む
桜吹雪

幾億に散りゆき
永遠に乱るる 花を

愛をくれた君に
愛のままに 桜花雪

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

桜花雪

閲覧数:212

投稿日:2021/02/25 19:41:12

文字数:363文字

カテゴリ:歌詞

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