深夜の駅に雪は変わらず 乾いた喉は返事もできず
明け方までここで消えた思い出と 何もないまま今日が過ぎていく
あの日 君が言った
「後悔すらもできないときがきっとくるから」
その前に全てを伝えようとしても 来てくれないから街は遠のく
冷たい風がぶつかる路地を眺めて 仕方ないなと季節につぶやいた
融けない雪に感傷はないけど ただ嫌うだけ
だから、雪に降る ぼくらが泣いていたように
ずっと昔から決まっていたみたいに
街灯に照らされて淡く光る 真夜中をひとりきり
寂しい都市に居座っている 凍った足元 暗い工事現場
コンビニの明かりが無愛想に照らして 携帯の電池は無くてお別れ
アラームにした好きな音楽を聞いたら 恥ずかしいくらい涙がこぼれた
誰でもいい この綺麗な声に謝ろう
だから、雪に降る ぼくらが傷ついたように
ずっと昔から決まっていた昨日も
街灯に照らされて淡く映る 真夜中をひとりきり
朝が来る前に 星空も見えないくらいだった
ぼくらの未来が そっと降り止んだ
まだ微かに残る 君の温もりさえも全て 払うように
立ち止まる風景の色を変える
だから、雪に降る ぼくらが泣いていたように
ずっと昔から決まっていた 戻れない あの日にだって
雪に降る
ぼくらが生きてきた過去も覆い
ずっと昔から決まっていた未来も
街灯に舞い上がり生まれ変わる
真夜中をひとりきり
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