物語の始まりは
ほんの些細な事だった
僕は失った全てを
ただ取り戻したかっただけなんだ

君と僕との出会いは
偶然なんかじゃなくて
きっと遠い昔から
運命が絡み合っていたんだ

僕らを待つ未来は
幸せ?それとも絶望?
どんな未来でも良いよ
君と一緒なら

鳴り響いた
運命の鐘が
無残にも僕と君の手を
引き離そうとする
だから僕は
君の手を強く
握りしめて離さないよ



いくつもの困難は
僕らを試していたんだ
でもそれを乗り越えても
いつもそこには犠牲しかなかった

僕は君との出会いを
時々後悔するんだ
だって僕と出会わなければ
君は違う道を歩めたろう?

僕らを覆う世界は
暗闇?それとも透明?
どんな世界でも良いよ
君さえ見えれば

崩れ落ちる
足元の道が
僕らを孤独な世界へ
引き込もうとする
だから僕は
前だけを見つめて
君と歩いて行くんだ



僕らは同じ過ちを犯して
何度も何度も後悔して
そして大切なものを失ってから
ようやく気付くんだ
決して一人では
生きてゆけないのだと



どこかにいる
残酷な女神が
僕らを嘲笑っていても
くじけはしない
深呼吸して
一歩前へ踏み出すんだ


そしていつか
訪れる未来が
君と笑いあえる世界で
ありますように
あの日交わした
儚い約束を
君と二人で叶える事が
できますように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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運命ノ果テ

『自分達の運命は自分達で変えなくてはならない』
そう考えた少年少女達は遥か上にある『地上』を目指す。
少年は愛する少女の手を引き、ひたすら走り続ける。二人の『幸せな未来』のために。

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投稿日:2012/03/22 22:53:39

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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