それで君に何が残ったんだい?

果てを見た気がした
途端目を反らしてしまった
求めては代償を捧げ
手にしては代償にした

雨音は強く弱く
止まりかけの時間を煽る
ダメと言われればそれは
限界とスリルの証拠

退屈を指で潰していく
破裂する音は気休めでしかない
また求め出す言葉を重ねて
気がついたその拍子
底なしにダイブしていた

簡単なことばかり数こなして
単純な言葉だけリフレイン
馬鹿にしているのかと言われ
本音は隠して挑発をする

落とし物はもういらない
チャンスはあげない
拾い上げなくていい
もう怖くて触れない

退屈を指で撫でていく
最初の言葉はもう忘れてしまった
それでも尚欲求は止まらず
気がついたその拍子
退屈は恐怖に代わった

砕いて作らせて
砕いて造らせて
砕いて創らせて

それで僕に何が残ったんだい?

退屈は指を蝕んでいく
やがて始まったのは何の劣化なのか
ついには何もわからずじまい
きっと指が砕けたその拍子
僕の退屈とはなんだったのか知る

それで君に何が残ったんだい?



.

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

退屈に欲望

声のイメージはミクです。

閲覧数:56

投稿日:2010/06/04 21:25:57

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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