「また明日」そう言った君に
また会うことが出来るかな

毎日君の元に行くのが当たり前で
それが私の日常なんだ

できる限りそばに居たくて
一秒でも多く君と居たい

白い部屋のなかで
他愛もない話をして
きみの隣で笑っていたいの

時々憂いの帯びた表情の君に
不安を駆り立てられた

「好きだよ、きみのことが」
そう言う私に君は言うの
「ありがとう」微笑み浮かべて








「また来年」そう言った君に
また会うことが出来るかな

遠くなった君に手紙を出すのが当たり前で
それが私の習慣なんだ

できる限り話していたくて
一行でも多く話していたい

きみは綺麗な封筒
綺麗な字でつづった
その手紙はすべて宝物だよ

時々きみの表情が見えないことに
不安を駆り立てられた

「好きだよ、きみの事が」
そう綴る私に君も綴る
「ありがとう」綺麗な文字で





君と会っていたときと
真逆な真っ黒の世界
線香のイヤな臭いがまとわりつく







「また来世で」そう残した君に
また会うことが出来るのかな

きみから貰った手紙を読むのが当たり前で
それが私の日課なんだ

できる限り近くに感じたくて
少しでも君を感じたい

16才の誕生日に届いた
あの白い封筒と文字
変わらないあの綺麗な字で

想像していなかった現実に
衝撃的な動揺に包まれた

「誕生日おめでとう」
一番したのほうの小さな文字
「愛してる、幸せになって」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

白きアネモネ

アネモネの花言葉にかけて
この歌詞を書きました。

閲覧数:329

投稿日:2013/01/20 01:18:41

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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