暮れ残る陽が波を染め
雪の兆しが漂う空に
霞む街灯
夜の気配がそっと満ちる

君と語った夜の灯り
手のひらすり抜け
雪が舞い落ちる
同じ定め?

儚く舞う雪に音が吸い込まれ
静寂という名の音を奏でる
その雪は消えてなくなることを
わかって いながらも美しく舞う
この降り積もらない雪のように
僕の想い出も消えゆく
ああ 滲んでゆく灯り

冷たい風が頬を撫で
吐息は静寂へ消えてゆく
白く舞う雪
夜の景色にそっと消える

君の瞳に映る灯り
僕のいないまま
今はただ遠く
風に散りゆく

君からもらった愛しさ 僕の中消えず残ってる
僕が決めたこと 不安はあるけど
中途半端は嫌だから

優しく 儚く舞う雪に音が吸い込まれ
静寂という名の音を奏でる
その雪は消えてなくなるけれど
ぬくもりだけは残っているから
手に触れた雪は解けてゆくけど
心に残るものがある
ああ 二人を照らす灯り

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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消えゆく結晶

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投稿日:2025/02/22 23:08:14

文字数:388文字

カテゴリ:歌詞

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