『ねぇ、知ってる?』
この一言ではじまるのは大抵怪談話だと思うが、まさに今からわたしの親友が話そうとしているのがそうだった。
「ねぇ知ってる?」
・・・うぅ~~~。わたしが怪談話嫌いなのルカ知ってるでしょ!?
「最近生徒のカバンからお菓子を盗んでいく小人がいるんだって」
「・・・は?小人?」
高校生にもなって、小人!?
「お菓子って・・・」
「うん。でもね、お菓子と一緒にお金も無くなるみたいだよ?」
「え?それ盗難じゃん」
小人やばくね?
「そー、でもお菓子って基本ダメでしょ?だから先生にもあんまり伝わってないんだって」
「へー」
「ふーん、そんなことがあるのねー」
『え?』
突然後ろから降ってきた声に振り替えると、そこに赤原先生が立っていた。
「わぁ!!先生いつの間に!?」
「小人からいたわ」
「・・・神出鬼没」
「え?なんですって?鬼?」
「違います、違いますよ!そんなこと言ってませんて!!」
「あ、そう。ところでその噂は本当なの?」
それにはルカが答えた。
「結構信憑性高いみたいですよ?私の周りにもそこそこいますし」
「一体誰がそんなことを・・・」
ふぅ、と先生がため息をついたそのとき、
『うわあぁ!!!!!』
前の方で叫び声がした。
一気に生徒が集まってくる。今が放課後とはいえ、生徒はまだ多少教室に残っている。
「何があったのかしら?」
と赤原先生。
「とりあえず私たちも見に行きましょう!」
かなりの人がそこに立っていた。
「み、見えない・・・」
背が中くらいのわたしにはかなり見にくい。
その間にも、何か言い争うような声が聞こえる。
ほんとわたしも見たいんだけど・・・
「けんかなの?ルカ」
「うん・・・だれとだれかはわかんないけど・・・」
「これは男の先生を呼んだ方がいいかしら」
と赤原先生が言っていると
「初音さん、巡音さん、赤原先生」
誰かが呼んだ。ま、誰かはわかるんだけど。
『グミちゃん!!』
ミステリー研究会の部長、緑絵グミちゃんが立っていた。
「三人共、まずいことになりそうよ」
「え、どういうこと?」
わたしが聞くとグミちゃんは、人ごみの中心を指さし、
「あそこにいるのは、神木がくぽよ」
と言った。
コメント0
関連する動画0
オススメ作品
雑音さえも届かない
そんな気配にウンザリする
息を吸う
息を吐く
中身の見当たらない空の言葉
いつも変わらず過ぎ去っていく
排他的な空間の中で
搔き乱す
人の声
曖昧な意味を突き破る...渇き

ST
明けない夜はないと 真夜中にふと思う
酷い退屈で死にそう 例え一緒にいても
迷える子羊達に叫ぶ 寂しい狼のように
群れを離れ夢を追う 何も見えない中で
運命の奴隷になるより解放されたいから
私は自由に賭けて自分が生きる道を探す
夢を見られなかった自分を憐れむよりも
さよならまたいつか 夢で会いましょ...定めを超えて

Smilliry
君の神様になりたい
「僕の命の歌で君が命を大事にすればいいのに」
「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
そんなことを言って本心は欲しかったのは共感だけ。
欲にまみれた常人のなりそこないが、僕だった。
苦しいから歌った。
悲しいから歌った。
生きたいから歌った。ただのエゴの塊だった。
こんな...君の神様になりたい。

kurogaki
廃墟の国のアリス
-------------------------------
BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
-------------------------------
曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス

まふまふ
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞

じん
ままならず浮世生きる事に疲れ果てて
今宵も群れに紛れ退屈を貪り報い受け
退廃の廃墟を憂う群青に日和る郊外に
架かる橋は又日々を振り返るなと言う
夢で腹は膨れぬが生きる糧の一つだろ
ずぶ濡れた犬すらも星を待つのだから
生きれる限りを精々生きて戯れに踊る
脈打つ鼓動に寄り添う音楽は鳴り響く
僕ら何もかも...新たな生を

Smilliry
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想