通り過ぎた過去形 取り出して 並べて 数えている静かな部屋
少しだけ冷たい 心の形を なんとなく言葉にしてみる
揺らいでる気持ちを見透かされてるみたい 乾いた風 冷えた窓辺
何も知らないよ そう言ってひたすら 刻み続けてる懐中時計

そこは 何もかも くすんだ色に染まる時代
一人じゃ寂しい 誰もが皆 溶けて消える欠片たち

星降る夜のこと 君が恋しくて 目を閉じて傍に感じていたよ
触れられない距離があまりにも遠く 灯り消しても眠れないよ


どんな形でも 心の居場所が 当たり前のようにあるのが幸せ
かけがえのない物 失って初めて 気づいてしまうのが不幸せ
君がそばにいてくれること 笑いあうこと 愛すること
こんなに長い夜には心がほら あの日のように疼きだす

二人手をつないで歩いた月日は 幾億の砂の記憶みたいで
小さな掌に私はどれだけ 確かな物をすくえるだろう
今も 始まりの場所から終わりまで続く 君と見た星空を覚えてる
あの日君がくれた 約束の意味が こんなにもまだ消せないんだ

暮れゆく空も 繰り返す朝も夜も 君のとなりで見ていたい


星降る夜のこと 君が恋しくて 目を閉じて傍に感じていたよ
何度でも願うよ 君に会いたいよ 祈りが届くように


星降る夜のこと 君が恋しくて 目を閉じて傍に感じていたよ
触れられない距離があまりにも遠く 灯り消しても眠れないよ
そして また足を運んだ 真夜中の公園 この場所は今日も星が綺麗で
こらえきれなかった 涙が零れて あの星空に溶けていく

夢を見させてよ流れ星 向こう岸まで連れてってよ箒星
こんなにも広い 世界の真ん中 廻ってる
今日も輝く星の海は 遠くで眠る君のとこまで
続いているかな... 届いているかな...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

星降る夜のこと

GUMI曲「星降る夜のこと」の歌詞です。

閲覧数:584

投稿日:2011/06/14 23:14:02

文字数:746文字

カテゴリ:歌詞

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