時の狭間の世界
揺らぐ空の色を綺麗と思う心
失くさないようにって
消えそうな焚火を 僅かな枝集め
そうやって守ってきた微かな光だ

眠れないまま過ぎていく
記憶にうなされて
あんなこと言わなければ
あの時こうしていれば
窓の外で滲んでいる 遠くに臨む空
日常が始まる前
今くらい好きでいてほしい

まだ掴めないまま
いつかと空けている両手
手を伸ばした先は何もない空間だ
生きる意味はいつも曖昧で不安で
夜明けはすぐそこだ
きっとすぐそこなんだ

眠れないのなら靴を履いて外に出よう
いつもと違う今日なら自分の手で作るんだ
冷たい風が過ぎていく 色が移りゆく空
もう何も持っていないけど
呼吸はまだ続いている

時の狭間の世界
揺らぐ空の色を綺麗と思う心
失くさないようにって
どうにか繋いできた
泣きたいくらい痛くて
そうやって守ってきた確かな明日だ

眠れないのならいっそずっと起きていよう
橙色と藍色が混ざる空に思いを馳せて
やがて町も何もかも照らしていく光
だからきっと大丈夫だ
誰にでも眩しい朝だ

止めなかった 一人きりでも
今までも これからだって
色々拾って捨てて空っぽで
歌えるよ
遠く掠れる境界線にて 祈りを響かせて
二人で見上げた空と同じ色の空を見上げて

揺らぐ空の色が綺麗で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ホライズン

閲覧数:105

投稿日:2023/01/03 16:59:10

文字数:550文字

カテゴリ:歌詞

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