さよならを切り出すのが私の役目
いつも通りね
誰も渡らない青信号が
私と君によく似てる
君の横顔にまた
視線を奪われてく
二人の夜にこの街を
笑い飛ばして加速しよう
まだ幼いあの頃に
求めたのはこの未来だ
恐れを忘れられるまで
私の体を抱きしめて
いつか当然のように襲う別れも愛すから
愛がこのままずっと続けばいいのに
「それでいいのに」
不意に吐いた何気ない言葉が
私の胸を締め付ける
疲れ果てた鼓膜が
君の声に揺られていく
二人が一人と一人に
ならないようにもう一度
脆くて壊れかけてる
この未来を繋ぎ止めよう
許せないことが増えていても
話せるようになるまでは
愛をすり減らす日々を
また繰り返すから
戻りたいけど戻れないよね
わかりきってることだけれど
昨日よりも強く色濃く
君を愛してる
ただそれだけ
二人の夜にこの街を
笑い飛ばして加速しよう
一つ歳を重ねても
忘れないであの誓いを
一人が怖くなった夜は
何も言わずにそばに居て
いつか当然のように襲う別れも愛すから
離れた手をまた繋ぐ
意味は私が決めたから
捧げよう君に
最後の日も恋をしよう
誰にも認められなくても
終わりが来るまで
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