#20「健全な?とテト」



前回のあらすじ

みんな、眠ってしまった……

私だけが取り残されてしまった……







「…………」


部屋の中は至って静かで……

メイコさん、ルカさん、ハクさん、ネルさんは、可愛く寝息を立てている

レンさんとリンさんは、段ボールの中で、今はガタガタいっていない……スタミナ切れか?

そして、カイトさんは相変わらずのびているし………………

……さっきまでの騒ぎが嘘のよう



私は、お互いの頭を寄り添うようにして眠っているハクさんとネルさんを見て一言


「ふふ、かわい」

「そうでござるな!」


なっ!??

私が素早く体を反転させると、そこにはがくぽさんが立っていた


「が、がくぽ……さん」


そういえば、いつの間にか、カイトさんの隣にいなかった!


「でも、拙者は、ルカ殿の方が可愛いと思うでござる」


私は「出たな!変態!」と心の中で叫び、身構える


「おお?テト殿、拙者を警戒しているでござるか?」


警戒している!……けど、それを本人には言えない


「大丈夫でござる。拙者は人畜無害でござる」

「ほ……ほんとですか?」


私は身構えたまま、聞き返す

いざとなったら…………

素早く!

華麗に!

【メイコさんに助けを求める!】


「真でござる。拙者のどこがあやしいでござる?健全な日本男子でござろう?」


否!

あやしい要素しかない!


「だ、大体……その刀はなんなんですか!そんなもの持ってるなんて危ないじゃないですか!」

「あ、これは抜かずの剣なのでござる。だから、心配無用」


そういって、笑っているがくぽさん

な、なんだ、この人……すごい……あやしい


「じゃ、じゃぁ!あやしくないっていう証拠みせてください!」


私は無理難題を押し付ける


「証拠……でござるか……うむ、困った」


ふふふ、悩め!

そして、私に指一本でも触れたら、メイコさんに助けを呼ぶからな!



「テトさん、あまりがくぽをいじめないでくれないかい?」


清涼感ある声

声のする方をみると、カイトさんが復活して、こっちを見て笑っていた


「あ!カイトさん!助けてください!この人、あやしいです!」


私はカイトさんのもとに駆け寄る

でも、素早くカイトさんは私から遠ざかった


「え……」


なんか……いま……避けられた……すごく、さみしい感じだった……

私はうつむく……


「テトさん、ごめん。ほら、僕、女の子に近付くと……まためーちゃんが……」


カイトさんが、苦笑いしながら、メイコさんの方を見る

わかっているけど……なんか、ちょっと、傷ついた……


私はうつむいたまま、じっと自分の足元を見ていた







ぽんぽん……

え?

私の頭を誰かになでられた



顔をあげると、そこには笑顔のカイトさん


「今、めーちゃん寝ているみたいだし。余計な心配だったね。ごめんね?」


うぅ……慰められるなんて……子供みたいで恥ずかしい……



でも……この感じは久しぶりで、ちょっと心地よかった

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  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなにインタビュー(仮)#20

復活した二人にも振り回されるテトちゃんであった

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閲覧数:169

投稿日:2013/03/01 20:38:10

文字数:1,316文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    お……追い付いた……w

    がくぽマジドンマイwww
    そしてバカイトが忘却の彼方だw

    2013/03/04 21:16:52

    • しるる

      しるる

      お、追い付かれたw

      バカイトの時ありましたかぁ??ww

      2013/03/04 22:01:04

  • イズミ草

    イズミ草

    ご意見・ご感想

    まさかの、復活ですかww
    カイトさんかっけぇw

    2013/03/01 21:14:57

    • しるる

      しるる

      え?あのまま、復活しない方がよかったですか?ww

      カイトはかっけぇのですw

      2013/03/04 21:58:48

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