時代の波に呑まれた者たちは
選べない舞台の上で笑われ
傘も差せない荒れ狂う雨
容赦なく襲い掛かる
夏の香りも秋の気配も
知らないまま通り過ぎていた
私の声が聞こえますか
時計の針は動かない
雨に濡れて錆び付いたままの
想いが揺れる
私の傷は消えますか
何もないこの世界で
空を駆ける光がすべてを
奪い去った
生き惑いながらも走り続けて
過去を謳うことで慰め合って
息も出来ない荒れ狂う風
優しさの欠片もなく
この足跡を辿ればいつか
帰ることができるのだろうか
私の声が聞こえますか
あなたの笑顔は見ない
理由もなく埋め尽くされてゆく
涙の破片
私の傷は癒えますか
色を失った世界で
空を駆ける光がすべてを
連れ去る
私の声が聞こえますか
時計の針は動かない
雨に濡れて錆び付いたままの
想いが揺れる
叫ぶように問いかけても
誰も答えてはくれない
青い海を羽ばたく鳥たちは
何も知らない
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じん
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