Just Say Good-bye(歌詞日本語訳)
[作詞作曲] Chief Meat
[歌] 結月ゆかり(歌)、初音ミク(ラップ)
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[ミク・ラップ]
よう!調子はどう?
Chief Meatの曲だよ。おいで、一緒に歌おう。
これは、あんまり強くはない女の子のお話。
ゆかりは紫の服を着るとシックだった。
みんなの中でも、ひときわ輝いて見えたものさ。
彼女は誠実な男性には縁がなくて、
よく、安っぽい男が彼女の嗚咽を聞いたりした。
奴らはやることだけやったら、さよならも言わなかった。
死にたくなった時、彼女はいつもこんな風に歌ったのさ。
聴いてごらん?
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[ゆかり・Aメロ]
もう好きじゃないの?
なぜ、そんな風に出ていけるのよ?
私はただの、歩くお財布だったわけ?
あなたの話し方で、息が詰まりそう。
なんだか、とても悪い冗談で、無理やり笑っているみたい。
ねぇ、思い出して。私が何を考えているか、わかる?
あなたが気にかけてくれたり、分け与えてくれた時。
そんな時は、あなたは決して怖くはなかったのに。
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[ミク・ゆかり Bメロ]
どうして、お互いに、変わってしまったんだろう?
私はあなたのお気に入りの、お人形さんではなかったかしら?
お話にならないわ。
バレたからには、償ってもらうわよ。
男らしく、責任を取りなさいよ。
私が憎々しげに睨む、あの子達と会っていたでしょう?
気づいてないの?ゲームはあなたの負けなの。
せいぜい、ポケットに十分な賭け金が残ってるといいわね。
素寒貧?それはご愁傷様。
もうツケはきかないわ。
もう聞きたくない。
お願いだから、虫のいいことを言わないで。
いつか約束した通り、正直に言ってよ。
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[ミク・ゆかり サビ]
ただ「さようなら」と言って。
今更、あなたに臨むのは、誠意だけだから。
泣かせてください。
私たちが見失ってきた夢は、とうとう壊れてしまったから。
二人とも、現実を見ないまま過ごし、
無為に歳だけ重ねてしまったね。
どうしてだったんだろう。ため息しか出てこない。
胸の痛みだけが、柔らかく私をさいなむの。
なぜ、なんて聞かないで。
多分、私たちは、ただ合わなかったのよ。
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[ミク・ラップ]
あなたが残したものを処分していると、またため息が漏れてしまう。
ふと、あなたのシャツを手に取ると、あの子の香水が臭った。
胡散臭い態度で、想像はつく。
この部屋は、あなたにとって無数にあるホテル代わりだったのね。
叩き付けられた扉を見ては、メソメソと泣いてしまう。
自分が、いかにも安っぽい女のようで。
都合のいい保険なんかで、いたくはなかった。
倒れこんで、叫んだの。「殺せよ!」って。
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[ゆかり・Aメロ]
友達が電話をかけてきたから 大ゲンカしたと伝えると、
私を捨てたカレに、みんなもキレてくれる。
だけどそれも、ぶっちゃけ同情でしかないのよね。
わかる。どうせすぐに、もっとバズってるニュースを探すだろう。
自分の立場はわかるから、ただ、納得するしかない。
もうあきらめないと。
悲しみに擦り切れてしまう前に。
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[ミク・ゆかり Bメロ]
『なぜ、うまくいかなかったんだろう?』
私の弱い心で、その問いがこだまする。
『信じてあげられなかったからだ』
後悔はもう、忘れてしまわなければ。
叫べたらいいのに、と思う。
自分がどれだけ見えてなかったか、気づいたから。
彼との関係がどうだったか…。もう自分に素直になろう。
もともと、性格が合わないと知ってはいたんだ。
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[ミク・ゆかり サビ]
彼は「おはよう」とでも言うかのように、別れを告げた。
私は涙を見られたくなくて、きつく抱きしめた。
最後だから「迷惑をかけたわね」と、お礼を言って。
それはとても明け透けな嘘で、笑顔でいるのが辛かった。
なぜ?今でもわからないわ。
彼は私の嘘を見透かしている、と感じたからかもね。
なんだかとても、ハイな気分だった。
ひどい躁状態で、吐きそうだった。
私も、さようならと言った。
鼻をすすっているのを気取られないように、祈りながら。
なぜ、なんて聞かないで。
ただそうやって、私たちは終わったの。
その後しばらく、息抜きが必要だった。
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[ミク・ラップ]
腐ってるよりは…と、私は一服付けた。
気晴らしに白日夢でも見ながらね。
だって痛みがキツくて、叫びでもしないとやってられなかった。
独りで座っているの。
見てよ、このラリっぷり。
彼がいなくなって、子供みたいに呻き散らしてるの。
何日も寝てばかりで、この迷路からの出口を探したわ。
まるではぐれた女の子のようにね。
簡単じゃないってわかってる。
だから適当になんて、してられない。
絶対に会わなきゃいけない人が、どこかにいる。
ずるくなんてない人が。
やらなきゃいけないことは、わかってる。
だから指図なんかしないで。
さんざんな目にあってきたから、
ヒントがなくても大丈夫。
神様のお告げだっていらない。
だって私の人生は、私のものだもの。
朝、目覚めたら良い気分で、朝日を拝めたよ。
笑顔を浮かべてみたり、着飾ったりもしよう。
今日という一日は、私のもの。
やるだけやれば、なるようになるさ!
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[ミク・ゆかり Cメロ]
過ぎ去った日々と、恐れる何もかもに別れを告げよう。
どんな風がいつ吹くかなんて、誰にもわからない。
だから、どんな悲しみも、手放してしまおう。
必要のない恥も、捨ててしまえ。
雲の向こうに届くほど大きく、声高く叫ぼう。
そうしたら、前を向こうよ。
もう十分に、泣いたでしょう?
相手にしてられない全ての嘘に、別れを告げよう。
唾を吐きたくなるほど、自分を偽らなくても良いから。
目を閉じないで。
起き上がろうよ。
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[ミク・ゆかり サビ]
覚えておくことね。
私は、別れを告げる。
誰かの庇護を必要とする、私自身に。
お願いだから、試させて。
救いようがないなんて、もう言わせない。
あなたも、私も、自分で自分をごまかしてきた。
でも、信念のない人生なら、死んだほうがマシなんだ。
やり過ごすのだって耐えてみせる。
たとえ、誰に拒絶されるとしても。
なぜ、なんて聞かないで。
私はただ、そういう自分でありたいの。
私は、別れを告げる。
目の前に立ちふさがる、すべての人に。
空を見上げたら。
いつも灰色なわけじゃないって、知ってるから。
黙ってなんか、いられない。
今日という日は、もう二度と来ないのだから。
恥ずかしがるのも、もうやめよう。
自分自身でありさえしたら、大丈夫だよ。
なぜ?だって、きっと「彼」はいるだろうから。
空を飛ぶような気分にしてくれる、誰かがね。
なぜ、なんて聞かないで。
それが、私の道なのよ。
そうであってほしいと、願ってるんだ。
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