夜の向こうの星は歌う 密やかに
はじめの光と 終わりの閃光(かがやき)

遠い彼方に眠る答えを 求めて旅立つ MUSES-C(めがみ)の腕の中
太陽系誕生(はじめのとき)を 刻む小惑星(ほし)を目指す旅路
歩めと託した人の 夢を背負って

故郷はなれて遠く出会った 星の欠片に 舞い降り踊る翼
往けよと放たれ 独り向かう 星への旅
かすめた小惑星(かけら)を 背中に別れて

独り歌うよ 星を見つめ 永久の虚空(そら)で
届かぬ声でも 私 ここにいるから

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ほしのうた(仮)

小惑星探査ローバ「ミネルバ」の歌。

予定よりちっちゃくなったとか、イトカワかすめて飛んでっちゃったとか、実は小惑星上での位置同定に疑問があったとか、いろいろあった子でした。
我々はもうミネルバの声を聞くことは無いけど、今もまだ、どこかで歌ってるかもしれません。

後継機(いもうと)達をこっそり待ちながら、ね。

閲覧数:181

投稿日:2010/01/28 01:04:22

文字数:227文字

カテゴリ:歌詞

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