バレンタイデーまで後少しって時に、やっかいな事件が発生した。
「あーあ。やんなっちゃうな」
「そう言うな。有珠の為だろ?」
「そうだけどさ。あ…。はい、KAITO」
KAITOを見て薬を渡す。
「薬…ですか」
「殺人衝動が起きそうな時に飲んでね?」
「はい」
「あと、カラコンも付けておいて?」
カラーコンタクトも渡す。
「殺戮型ってバレないように…ね?」
「バレたら、何かあるんですか?」
「…私達の親に、君は処分され、有紗と有珠は、実験台に戻るって所かしら」
結衣の瞳の色が、一瞬だが赤くなった。
何か秘密がある。
KAITOはそう確信した。
「だから、KAITO…君のマスターである有珠を守って?私達も出来る限りのバックアップをするから」
KAITOの手をガッチリと掴む。
「!」
あぁ…。
この人も、殺戮型なんだね。
KAITOは悲しそうな顔をする。
自分と同じ手の形…。
人殺しの手だ。
「何かあったら必ず連絡してね?」
結衣はそう言ってその場を後にする。
「分かっちゃったかなぁ?私も殺戮型だって事」
クククと笑う。
「私達、殺戮型を作った親を憎いだなんて…最高の親孝行よね」
結衣は近くに建っている廃業の壁を殴る。
「…誰か助けてよ」
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