さくらさくら 私の声を
どうかあの人へ伝えてよ
うたえうたえ 空高く
涙で滲んでも

いとしいとし
愛する貴方は 隣で微笑んでいて
ずっと一緒に 歩んでいけると信じていた私

"死なないで"
たった一言 言えない後悔残して
春風ふく日 戦に出向く貴方を見送ってた

さくらさくら 私の声を
どうかあの人へ伝えてよ
うたえうたえ 声枯れて
喉が潰れる日まで

はらりはらり
いつか二人で 見た桜が咲きました
春が来ること それは貴方が帰ってくるという意味

"待ってます"
決して口には 出してならない禁句(タブー)ならば
貴方への恋 歌声込めて青空へ飛ばすわ

さくらさくら 私の心
どうかあの人を連れてきて
うたえうたえ 願い込め
"春"が来るようにと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ハルコイウタ

fatmanPさんの歌詞募集に応募させていただきました。
http://piapro.jp/content/9osw7imu0mnfrqv1
→結果は不合格でした~

和のイメージをとても感じたので、時代ものにしています。

イメージとしては
「決して離れることがないと信じていた恋人が、戦争で召集をかけられ、ある春の日、出征してしまった。
"死なないで""待ってます"という本音すら、口にしてはならない時代の中で、残された娘は彼への想い、恋を歌に綴り、彼に繋がっている青空へと歌い続けます」

春そのもの=恋人とかけています。
「春の恋歌」と「春来い歌」にて意味もかけさせていただきました。
当歌詞では、”春が来ること”に重きを置いて書かせていただいております。
待ち続ける娘、というコンセプトと書かせていただきましたが、結果的にはかなり前向きなラストを想定して書きました。
ですので、かなり曖昧な終わり方ですがハッピーエンドを迎えると考えていただいて大丈夫です。

閲覧数:342

投稿日:2009/03/20 18:17:22

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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