犯罪じゃないよ? 3

投稿日:2009/11/29 21:45:27 | 文字数:3,205文字 | 閲覧数:1,552 | カテゴリ:小説

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レン→誰か→レン→・・・・の順で書いていきます。
誰か、でメイコ、カイト、ミク、リンを一回ずつ書いたら終わりになりそうです・・・いや、終わりにしたい。

ミクオを出したのは、私がクオミクが好きだからです!威張ってどうする!



しかしこの二人(レンとカイト)が揃うと近所迷惑ですね。

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TEXT
 

・まさかのミクオ登場。派生キャラが苦手な方はご注意ください。








邪魔だったら取り除けばよくない?




<3.とりあえず登校>




「あ、レンくんおはよう!」
「おはよレン」

鬱々としていた俺は後ろからかけられた声にちょっとだけ振り返った。
並んでいる二人の姿。いかにも学生っぽい清潔さを微妙に羨ましいと思ったり思わなかったり・・・う、羨ましくなんてないんだからね!・・・何キャラだよ。

「おはよう、ミクちゃん、クオ」

初音ミクと初音ミクオ。
苗字が一緒だといってもこの二人が兄弟という訳じゃない。「初音」姓はこの地方に凄く多くて(「初音」じゃない俺達は半分からかって「初音族」って呼んでる)、まあ祖先を辿れば一緒なんだろうけど血縁的には赤の他人って言ってもいいと思う。

「おー、同伴出勤?ミクちゃん、お兄さんにばれちゃったりしない?」
「どうは・・・う、ううん気をつけてますから!お兄ちゃんは気付いてないよ」
「気付いてたら殴り込まれてると思うから、多分大丈夫」

この会話から分かるとおり端的に言えばこの二人は付き合ってる。
と言ってもミクちゃんのお兄さんが異様に異性関係に厳しいらしくて家族には内緒の交際らしい。
まあクオは多少無口で無愛想に見えるけど実際は割とお人よしで顔も良くて一途で・・・あほらし。なんで俺が弁護しなきゃなんないんだ。リア充のくせに。
リア充爆発しろ!飛散してその幸せを分けろ!

「レン、殺気立った目で見ないでくれる?」
「ごめんつい・・・あー、でもクオはいいなあ、好きな子と堂々といちゃいちゃできて。俺もしたいよ、なんでダメなんだろう」
「「相手の年齢に問題があると思う」」

まさかのユニゾン。

「えっそんなにダメかな!?たった9学年差なんだけど」
「なんか学年差で言われるとリアルだねぇ」
「後数年待てば大丈夫だよ、多分」

多分って何、多分って!

この二人は俺の好きな子、というか好きなタイプを知っている。中学から一緒だったから俺の開眼の過程もしっかり見てたし、当然っちゃ当然か。なんかミクちゃんに至ってはリンちゃんの愛らしさを崇めている俺の姿に最初から耐性があったらしいし。
「うわぁデジャヴが・・・」と言葉を濁したミクちゃんにクオが「諦めちゃだめだよ」と言っていたけど、一体彼女の人生にどんな波乱があったのやら。俺が首突っ込む事じゃないけどね。

「あー、学校休んで俺の嫁に会いに行きたい」
「駄目だよ?レンくん意外と先生にマークされてるから」
「レンがあれだけエスケープしてることを考えればまだ大目に見てもらってるって言えるけどね」
「俺成績いいですから」

自信たっぷりに言い放つとクオが眉をひそめた。クオもミクちゃんも成績はいいけど、一応俺のほうが常に上。まあ、これは姉さんに俺の趣味をとやかく言われないための布石なんだけどね。

「うわ、うざ」
「クオって割とさくっと言うな」
「こらクオ!そういうのよくない!」
「ミクがそういうなら気をつける」
「・・・え」

あ、ちくしょうこの模範生(バ)カップルめ。何独り者の前で幸せオーラ発散しちゃってんだか。もういっそ結婚してしまえ!
どうせ俺は彼女いませんよ。意中の相手は9歳年下ですよ。一度警察に連行されましたよ。悪いか!・・・良くはないよな。

「んで、旦那さん、奥さん、授業もうちょいで始まるんですけど?」
「だっ、・・・おく・・・!?」
「気付いてるから平気。じゃ」

行くよミク、とクオはミクちゃんを引っ張っていく。
向こうでラブラブオーラを醸し出している二人を見るともなしに眺めながら、頭の中でそれを俺のパターンに置き換える。

手を繋ぐ、じゃなくてやっぱ肩車とかお姫様抱っことかがいいなー。抱き抱えるとか。で、遊びに行くのは遊園地で。リンちゃんが「レンお兄ちゃん、リンあれ乗りたい!」とか駄々をこねるのを聞いたり聞かなかったりしてリンちゃんが笑ったりむくれたりするのを楽しむんだー。えへへぇ。

天国はここにあったんだ!みたいな!

あと、リンちゃんがお友達とか紹介してくれたらなお良し!
たくさんのロリっ娘達に囲まれる俺。なんつーパラダイス!?






授業を書き出していたはずのノートには、いつの間にか箇条書で未来予想図がならんでいた。



あれおかしいな。













「レンくん!今日すぐ帰る?」
「勿論!」
「勿論って。でもよかった、途中まで一緒していい?」

あれ、珍しい。
俺は意外で少し目を開いた。
いつもミクちゃんはクオと帰る。恋人だから当たり前といえば当たり前。だから俺に声をかけるのは珍しかった。

「いいけど、クオはいいの?あいつ結構嫉妬するじゃん」
「レンなら平気だよ、って言ってた」
「何それ」

鞄に手早く荷物を詰めながら軽口をたたき合う。とにかく早く帰らないと。

「ミクちゃんも自転車通学?」
「うん、レンくんもだよね?」
「そうだよ。ならよかった」

いつにも増しててきぱきと物事を片すと、ミクちゃんが少し怪訝な顔をした。

「・・・レンくん、今日急ぎ?」

だったら邪魔かなあ、と少し萎れた様子で言われたから慌てて否定する。邪魔じゃないから!ここで落ち込ませたら後味が悪い上にクオに怒られる。それは避けたい。

「いや、いつもの癖で・・・いつも急いで帰ってるからさ」
「そういえばいつもぱぱっと帰ってるよね。何かあるの?」

よくぞ聞いてくれました。

「いつも放課後にはリンちゃんと遊んでるから」
「・・・あ、うん、なるほど」

瞬間的に微妙な顔付きになったミクちゃんに熱弁をふるう。

「こう自転車で帰ってくるとさ、リンちゃんがぴょんって家から出て来て『お兄ちゃん、あそぼ!』ってなるんだよ!あれはかーわいいんだ本当!あれを見るために登下校していると言っても過言じゃない」

う、失敗したなぁ、と呟いてミクちゃんは自転車に鞄を置く。失敗?なんだろう。ミクちゃん、失敗するようなこと今してたっけ?まあいいか。

「ええと、じゃあレンくんは今日もリンちゃんと遊ぶの?」
「それはもう勿論!」
「うん、なんかそんな気はしたよ・・・」

ゆっくり自転車を漕ぐのがもどかしい。
リンちゃん、いやリンたん、いますぐ飛んで行きたいよ!むしろ君をさらってどこかの国へ、みたいな!うん、愛の逃避行萌えー。

「レンくんの家ってどの辺?」
「んー、栗藤公園の北、かな」
「じゃあ近いんだ・・・ね・・・」


急に萎んだ声と落ちた自転車のスピードに驚いてブレーキをかけ、隣をちらっと見ると、ミクちゃんは異常に青い顔をしていた。
怯えてるというか、嫌がってるというか、いかにもまずい、というか。

その視線を辿ると―――――




「あれ、姉さん」
「あらレン、今帰り?」


なんでうちの姉さんがいるんだか。
というか隣の青い男、なんか見覚えがあるような・・・

ミクちゃんはその男を見て、震える声で呟いた。






「カイトお兄ちゃん・・・」


なんで、ここに?






呟いたミクちゃんに答えるように、静かな声が返ってくる。


「ミク、そいつは誰だ。・・・まさか・・・」


きっ、と鋭い目が俺とミクちゃんを睨み付ける。

その顔と声、そしてカイトという名前。
俺の中で完全に符号が一致した。


こいつは、敵だ。






俺の頭の中を「あの番組」が駆け抜ける。





『さあみんなー、カイトお兄さんの体操の時間だよー!』
『は~い!』















「お兄ちゃんは認めませんからねッ!!」
「死ねバカイトいやむしろ替われぇ!!」









俺と奴の叫びが住宅地に響き渡った。

鏡音が好きです。双子でも鏡でも他人でも。
というか声が好きなのが原因なのか…それとも設定が原因か…
ちなみに最近ピクシブも同HNでやってます。
タグがいじられているとテンション上がります。何ですか皆さんセンス良すぎです

そういえば、何だかブクマとかコメとか頂いてるようでどうしよう。まさかの100ユーザーブクマ突破かなり嬉しいです。精進します。

文:正直暗いかハイテンションな犯罪臭しか書けません!
  ぽっぷできゅーとな作風って何?私の辞書は欠陥辞書らしく、検索してもヒットしませんでした。

絵:素人も良いところですが練習も兼ねて妄想を垂れ流していく所存であります。


まあ見てのとおり、種族を細かく言えばリン廃です。日々レベルアップしています。
ボカロウイルスは周辺で増殖中。いいぞもっとやれ

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作品へのコメント3

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    ご意見・感想

    >Ж周Ж さん

    こんばんは!毎回ありがとうございます!

    さて、今まで犯罪ではないと言い張ってきましたが・・・そろそろ変態二人が相乗効果を発揮してきそうですので危険区域に入ります。面白く、なったらいいです(願望


    そろそろ本題のロリンを出したいんですが、なかなかレン君が会いに行ってくれません。そんなに会わせたくないのかレン・・・

    2009/12/01 22:03:29 From  翔破

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    ご意見・感想

    >錫果 さん
    まさかのクオミクへの反応!良かったです。邪道かな~と思ってびくびくしてたので。
    実は自給自足カップルが好きなので(勿論他のものも好きですよ)やってしまいました。

    それにしてもタグの追加はあなたの仕業だったんですかwいえ、消しません。いいぞもっとやry
    ・・・・すみませんでした。

    2009/12/01 07:11:13 From  翔破

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    ご意見・感想

    …今朝携帯で読んだ瞬間思わずクオミクタグをつけてしまいました…(邪魔なら消して下さい;)
    まさかのクオミク!私も大好きです!←
    コメントとタグのタイムラグは、携帯からだと改行が反映されてくれない故です…。
    …あと、サンドリヨンで妙なタグ足したのも私だとこっそり告白しておきます。←

    翔破さんが書かれると変態なレンすら素敵に思えるから不思議ですね…
    続き、楽しみにさせて頂きますね~

    2009/11/30 18:53:50 From  錫果

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