鉄の処女と夢見がちなお姫さま
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時は16世紀 舞台はルーマニアのニートテ地方
小高い丘にそびえる居城 惨劇の舞台 チェイテのお城のお姫さま
後世に伝わる記録で殺した娘は600から700人
人類史上最大の殺戮女王エリザがこの城嫁いだ御年(おんとし)15 無垢な箱入りお姫さま
エリザの血統バートリ家はトランシルヴァニアの名門貴族
一族に小児狂、色情狂、悪魔狂、異常な親類その血を辿ると
「あの男」がいる
エリザは夢見てた ドレスに宝石、舞踏会で踊る日々
エリザは泣いていた 憧れた王宮暮らしとほど遠い日々
エリザは恐れてた 義母のしつけと義母派の侍女の冷笑
そんな彼女の唯一の楽しみ 本から得る知 ビザンツ伝来
「黒魔術」
各地戦で帰らぬ夫に代わりお城を牛耳る独裁者(義母)
苛烈極めたしつけとお城に閉じ込められた エリザの心は壊れてく
時は流れ憎い義母は死にエリザの復讐劇は始まる
折檻を超えた鞭の雨あられ義母派の侍女の粛正始めたその時起こった
エリザに血が付いた 激しい折檻の末にそれは起こった
エリザは震えてた かつて無い興奮、恍惚、オルガズムの域
エリザは剣を持つ 我を忘れ手当り次第にそれを振る
我に返った足下にはデタラメ肉塊 1588.12.14(1588年12月14日)
いよいよここから始まる惨劇 前代未聞の虐殺劇 血が欲しい 若い娘の
集めろ集めろ各地の生娘
血を集めるため執行された殺戮方法多岐に渡る
目玉をえぐる、指を切り落とす、腸を剥ぎ取る、下顎外す
小さな箱の内側刃を敷き詰め娘を押し込み吊るす
あらゆる拷問器具の中でエリザが最も愛したそれは余りのむごさと異様な形状で後世に轟く
「鉄の処女」
奉公先の城から帰らぬ娘の噂は街から街へ
けれども確たる証拠もない上、名家に楯突くことなどできずに
ここに勇気ある娘あらわる名前はフローラ 出自はワラシア
悪魔の所業を白日にと自ら奉公名乗りを上げる
鉄ノコ、ロープを衣服の内布縫い付け、死への恐怖と戦い ロザリオ握りしめ
1610年12月30日 ハンガリー王国総監トゥルゾ伯爵の調査隊が城の門を叩く
チェイテの城から逃れた娘が王への告発に成功
異様な臭気が城内を包み、庭を掘っても壁を崩しても 死体 死体 死体 死体
逃げることも抵抗もせずに自室にエリザは無邪気に座り
「お待ちしてました伯爵様、今から紅茶をお持ち致します」
後日の法廷でトゥルゾは語る
「まるで世間を知らない無垢な少女のようだった」と
エリザはずっと夢の中
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もっと見る『ハッピーヒロインスナイパー』
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遠い国からやってきました。幸せ絶頂で幕を閉じようとする女は一体どこですか?
遠い日々を待ちわびました。「幸せ・末永く?」 あぁ哀れなキチガイ女は一体でこですか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー...【GUMI・ミク】ハッピーヒロインスナイパー【歌詞】
じょるじん
重奏オルレアン
※●=語り手・主人格ジャンヌ(IA) ▲=分裂ジャンヌ(ミク)
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正しい解はホラここだ「神などいはしない ワタシの姿を視ろ」
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英仏両国百年長きに渡った戦争
その地獄に終止符を打った奇跡の娘
ジャンヌ・ラピュセル
若干十二で神の声を聴き...重奏オルレアン【歌詞】
じょるじん
「残響ヴァンデラー」
Lyrics, Music, Arrangement:かいりきベア
ねえ今 軽快なDANCING 空虚な界隈に発信
今夜は盛大なワンシーン さあ歌って ランラン
ねえ今 爽快に前進 平素は喝采に歓心
清楚なお化粧はNOTHING さあ笑って
もうバラバラに 散らばっちゃって夢の...「残響ヴァンデラー」 歌詞
VALIS
吐いて捨てた過去を昇華しても
迷子が迷子を探す状態さ
満ちてるからこそ愛を願って
行き過ぎた幸せは届かないと知る
生を速めてく
人が流れてく
サイズ違いの未来は履き慣れず
刑を早めるに
至らずに堕ちる
熱を嗅いだ...∴初音ミク『Neira』
煮ル果実
どうだっていいやって
何だっていいよって
一日で辞めたって問題ない
こうやってそうやって
付いたアダ名があって
平穏嫌いのお利口さん
路地裏 行きつけ
古びた シネマ
お一人様だけの鑑賞会
擦り切れるほど...ロードムービーの彼女
有機酸
遥か彼方、未来都市
誰もかれもお洒落な街で
根暗はみな殺された
誰も何にもできずに
現れたるは、女の子
この街のルールが嫌いで
手に取るのは赤いギター
ここじゃ大きな音も出せない
駄菓子屋とかレコードの店
この街からは みな消えてく...タイトにいくぜ、女の子/歌詞
石風呂
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