重奏オルレアン

※●=語り手・主人格ジャンヌ(IA) ▲=分裂ジャンヌ(ミク)
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正しい解はホラここだ「神などいはしない ワタシの姿を視ろ」


英仏両国百年長きに渡った戦争
その地獄に終止符を打った奇跡の娘
ジャンヌ・ラピュセル

若干十二で神の声を聴き
若干十六出立決心
簡素な村の農夫の娘の奇跡の偉業がこれより始まる

「彼の地を解き放て 王太子に聖別(戴冠)を
 祖国を救え 汝を待つものたちがいる さあ」


幻想にむしばまれた 戯言で腹は満たぬ
神の姿が視えるのか 在るのは骸の山


王位を奪われ王都を奪われ領土は蹂躙
なす術もなく途方に暮れる太子の前に神の声を伝う少女現る

軍の再編 救うはオルレアン 神の思し召し
「必ず勝ちます 貴方様が祖国の希望 正統なる王家の新王です」

かくして国は その命運を 少女に託す  
神の声伝う光


オマエが聞いたその声は 神々のものではない
すがり嘆き這いつくばり 眼の奥のワタシを視ろ
オマエが触れたその手は 神の使者?存はしない
祈りで戦は終わらない オマエはこれを望んだ

正しい解をくれてやる
「オマエは自らの意思で手を血に染めた」


王国軍を率いた少女は鬼神の如く敵を蹴散らす
陥落寸前オルレアンを電光石火に解き放ち
占領された都市や砦は娘に呼応 奪還せしめ
目指す先は聖都ランス 大聖堂での戴冠式を

偉業は成った 溢れる光
天使の祝福 教会の鐘
だが影がさす 予感はあった
ユダが潜んでる 退路は閉ざされた 


オマエが選ばれた光なら なぜ裏切り見抜けない?


鎖や牢屋それらでは縛れない
奇跡が私を救いたもう
いつの頃からか声が届かない
声…? 誰だ!!!??? 


幻想にしがみ付いた 挙句全て失った
祖国はオマエを見放した 邢台に火はくべられた

気付くのが少し遅すぎたが上出来だ これで楽になるぞ
「オマエは
●▲
『いや私達は』自らの意思で手を血に染めた」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

重奏オルレアン【歌詞】

閲覧数:5,205

投稿日:2021/05/31 10:28:53

文字数:855文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • tyoko

    tyoko

    ご意見・ご感想

    とても素敵な曲でした!
    聴いていてドキドキしました!

    2021/11/24 20:02:24

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