寒空 揺れる星に 身体ごと委ねた夜
何処かで笑う あなたの光を想う

氷の花瓶に咲いた百合の花
わたしのこころを映しているようで

運命(さだめ)の赤い紐が ふたりを束ねても
揺れ落ちる花弁が 別れの譜(うた)になる
手を伸ばして 触れてるはずなのに
このこころで 触れられずに
ただ 哀しく笑った


姿と形だけは 似ていると云われたけど
あなたの花は 朝に抱かれて咲く

如何して 素直に愛せないのかな
このまま何処かへ ひとつになりたい

あなたと共に在れば 愚かな夢を見る
残酷なぬくもりで 此の身は燃え尽きる
指先から 零れ落ちた涙
枯れた花に 未来はない
もう わたしを忘れて


置いて行くから
明日への期待さえも ふたりの誓いさえも
白百合は舞う
闇夜に立ち尽くした あなたを置き去りに

運命の赤い紐が ふたりを束ねても
揺れ落ちる花弁が 別れの譜になる
低い声で 紡いださよならを
繰り返して 瞳を開けたら
ほら 愛しく笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

lis blanc

夜に咲く花はあなたの光に届かない。

livieraさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/9K8Y)に応募させていただいているものです。

lis blanc→(仏)白百合
歌詞のテーマ「宿命的な別れ」

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閲覧数:166

投稿日:2016/01/15 11:24:25

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

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