揺れる想いが ひらりひらり
儚く散っては消えた
君の名前思い出す度
胸が苦しくて―――。

あの日の出来事が全て夢のようで
今でも目を覚ませば傍にいる気がした
何かに怯えている 君のその姿に
気付いていたはずなのに 何もできなかった

ふと空見上げては 溢れ出す思い出
手を取り笑いながら 二人 共に歩いてた
あたしの名前を呼ぶ 君の声が愛しくて
もう一度呼んでよ 届かなくてもいいから

例え離れ離れになっても
必ず君を見つけ出すと
そう心に誓ったはずなのに

見つけられないよ

霞む想いが ゆらりゆらり
吹く風に揺られながら
最期に笑う君の顔が
今でも焼き付いている

「大好きだよ」 君が微笑んだ
その言葉 忘れずにいたい
願わくば 夢の中だけでも
抱きしめてあげたい

閉ざした暗い部屋に 一人 塞ぎ込んで
声 押し殺してまた 涙流していた
「あなたは独りじゃない だから笑顔でいて」
不意にそう君の声が 聞こえた気がした

息を切らせ走り続けても君は
ずっと遠い場所で見つめていた
手を伸ばしても距離 変わらず

辿り着けないよ…

「泣かないで たとえあなたに
 姿 見えてなくても
 私はずっと いつまでも
 傍で見守っているから―――」

揺れる想いが ひらりひらり
儚く散っては消えた
君の名前 思い出す度
胸が苦しくて

泣かないよ 例え会えずとも
心の中 君がいる
希望という名の明日を目指し
あたし 歩き出すよ

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

未来の為

閲覧数:122

投稿日:2019/04/23 12:37:44

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました