僕は僕だ　それ以外の何物でもない
掲げる腕は　夢をつかみ取るためだ
さあ　空に喰らいつけ


カッコ悪いと　夢を隠した
恋をしたって　ズボンに手を入れて
そっけない　姿ばかり見せていた
ホントは全て　曝け出したかった

噛みつくな　優しさを携え行こう
それでいて　自身を放り投げないで
辛い時に　他人を頼りすぎずに
ひとりでも　引き攣る傷は手当できる

僕は僕だ　もういいだろ人形扱い
手のひら握り　心奪い返すんだ
オモチャじゃない　本音があるはずだ
胸を抑え　自分の心の音聞いてみろ


とんだ恥だと　僕を埋（うず）めた
青になるには　遥かに遠かった
パッと見で　全て見えた気がしてた
恐らく何も　気付いてはなかった

過去ばかり　ふり向くと勇気が萎える
きっともう　奴らに負けず立っている
痛む胸は　誰かを信じかけてた
どこかから　温もりちゃんと感じたから

僕は僕だ　意味わからぬ言葉は弾いて
囲んだ大人　負けだ全て預けたら
出来損ない　それでも手を挙げろ
心疼き　言葉が溢れてくる喉元に


弱いのが悪い訳じゃない
底に優しさが埋まっているなら
強いのが酷い訳じゃない
それで誰かを守っていけるなら


僕は僕だ　それ以外の何物でもない
掲げる腕は　夢をつかみ取るためだ
震えながら　意気地を見せつけろ
弾む足が　進めと疼いているこの先へ
さあ　空に喰らいつけ