彗星 大人になる夢を
抉れた傷の 埋め合わせにして
とうに 敗れてしまったんだ
ただ期待されて 護れもしないなら

吹き抜けた風に
攫われて僕らは逝った
聖も俗も知らないここで

今、刻め はぐれた刹那に
裸の感情を抱えて叫ぶ
まだ泣いてる? 血塗られた最期に
意味を見つけてこそ
見つけてこそ

逡巡 駆け出したい足は
抱えた傷に とらわれていたの
精々 天狗でいることだ
玩具の靴を 誇って見せたり

泥濘んだ道に
掬われて僕らは屹度
才能も情熱も要らない場所で
まだ生きる

飛び去っても 回り続けていく
幾千の命を ただ綺麗だと
そう言っては 吐き続けた息で
どれほど費やしたのだろう

今、刻め 残された僅かに
失くした感情も拾って足掻く
ただ泣きじゃくる それだけの最期に
意味は無くとも
このまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

terminal

閲覧数:159

投稿日:2020/03/29 17:51:27

文字数:355文字

カテゴリ:歌詞

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