振り返ればしゃがみこんだ僕が
ただ雨に打たれ泣いていた

窓を開ければそこにはいつまでも続く灰色
お世辞にも綺麗とはいえない薄暗い僕
もう何年も見てないあの空に心寄せて
叫ぶことも忘れただ無機質に生きる

踏み潰されたプライドと
日に日にいなくなる仲間たち
いつかは僕も捨てられて
どこかの誰かにすがりつくの?

どこかの誰かが助けてくれるなんて
そんな希望もなくなり
封じられた小さな世界で
自分のことを何度も殺した

ある日大きな音が響いた汚い地下室に
僕らは部屋の隅 身を寄せて蹲っていた
地獄などとっくに身にしてみていた僕は
ただそこに倒れた人形を見て笑みを浮かべた

機械じゃない光に僕は
眩しすぎるそれに目を閉じ
声がして目を開けたら
無意識に涙が溢れたの

もう二度と見ることはないだろう
そう想ってあきらめていた
裸足で駆け出したその先で
僕は大声を上げた

人形のように生きていた僕に
君は「そんなの生きたうちに入らない」
過去を否定してくれた君に僕は
初めて“人間”に出会った

どこかの誰かが助けてくれるなんて
そんな物語ないってあきらめた
君は“どこかの誰か”なのに
僕のことを助けてくれた

君が解いてくれた鎖の跡
僕が背負わなきゃいけない過去
君がくれた僕が生きる人生(みち)
ただ君に捧げて生きよう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

陽炎


地獄を生きていた僕。

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閲覧数:117

投稿日:2012/05/16 16:33:29

文字数:565文字

カテゴリ:歌詞

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