波に拐われてしまったマリア
気付かない内に消えてしまっていたみたいだ
鼓膜に響くあなたの称賛も
冷静に聞いたら ただの皮肉に聞こえてきた

挫けぬように笑っていた
いつの間にか それが当たり前になっていて
何時からこんなになってしまったのか?
こんなつまらない奴に

海に溺れるように
藻掻く度に沈んでいく
絶望の延長戦みたいに
涙が溢れてしまっていた
壊れてしまったのは心か
それとも頭か
何も分かんなくなるほど
狂おしいんだ

夜にしか見えないマリア
気づけばこんな近くで笑っていたみたいだ
貼り付けられた その優しさも
冷静に見てたら ただの嘲笑に見えてきた

触らぬ故に壊してしまった数々
あの時、何ができたのか?
自問自答に嫌気がさす
ああ 僕は逃げたんだ
嫌な事から逃げてばっかりだ
そんな物語…

夜に溺れるように
藻掻く度に歪んでいく
最果てのその先みたいに
絶望が張り詰めていく
壊してしまったのは僕か
それともあなたか
何も分かんなくなるほど
狂ってしまった

溢れてしまった悲しみに
蓋をする機能なんてなくて
ただ垂れ流すのみ
今日も暗澹に伏す

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暗澹

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投稿日:2024/02/15 09:52:29

文字数:483文字

カテゴリ:歌詞

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