A
懐かしい景色の色は
白昼夢(まぼろし)のように鮮やかで
やさしく漂う花びらが
風を彩る香りと同じ

B
どれほど故郷を想っても
二度と目にする事はない

S
ただ懸命に天にのばした
その手のひらを柔らかく
包み込んだ少女の指先
拭う雫は蓮華(れんげ)のいたみ(痛み・悼み)


なつかしいけしきのいろは
まぼろしのようにあざやかで
やさしくだたようはなびらが
かぜをいろどるかおりとおなじ

どれほどふるさと(こきょう)をおもっても
にどとめにすることはない

ただけんめい(ひたすら)にてんにのばした
そのてのひらをやわらかく
つつみこんだしょうじょのゆびさき
ぬぐうしずくはれんげのいたみ


ノスタルジアは昔は病気の一種だと考えられていたそうで、
負けが見えている兵士の故郷へ帰りたいが二度とは帰れないだろうという
心の痛みのことをさしていたこともあったとか。
息絶える間際に故郷を想ったのなら、せめて最後に故郷を目にしたかったという想いなどで
無意識に天に手を伸ばしてしまうのではないかと。(漫画の読み過ぎですかね)
その手を蓮に見たてました。
泥のなかから伸び上がる蓮が、朝日のやわらかい光に向かい花びらを広げ、
四日後には花びらがゆっくりと散っていく様をもって、
故郷を想ったまま息絶えた兵士の想い・姿を体現している、
そういう設定です。
重苦しい設定でごめんなさい。

ひらがなの方の歌詞の()内のよみかたは、どちらでもいいです。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

郷愁

歌詞というよりも設定を考えただけなきがする。
A_KANZAKIさんの郷愁 http://piapro.jp/t/CdWa に
私なりの歌詞をつけさせていただきました。

なんで蓮のある故郷にしなかったのかって、そんな故郷は想像もつかなかったから。
なんか蓮のある故郷って、極楽浄土ですってイメージになるから、
どうしても故郷に蓮は咲いてほしくなかった。
生きてるんだ。

閲覧数:223

投稿日:2013/03/20 15:40:54

文字数:626文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • A_KANZAKI

    A_KANZAKI

    使わせてもらいました

    まずは作業の遅延をお詫び申し上げます><;
    CPUの熱暴走をなんとか回避しつつ新しいPCが届くまでジリジリとした作業が続くかと思われますが、頑張って参りますのでいましばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます!
    そして改めてご協力に感謝申し上げます♪

    2013/03/25 11:49:11

    • Katsu Shiba

      Katsu Shiba

      わざわざ連絡ありがとうございます^^
      無理はしないで頑張ってください!
      気長に作品が出来るの待ってます^^

      2013/03/25 23:59:41

  • A_KANZAKI

    A_KANZAKI

    ご意見・ご感想

    深い意味合いの篭った丁寧な歌詞をありがとうございます!
    ひとまずブックマークさせていただきましたので、DL可能でしたらまたお返事くださいませ。
    ご協力に感謝致します♪

    2013/03/20 20:46:39

    • Katsu Shiba

      Katsu Shiba

      どうぞ!ブックマークでいちいち開くのは不便でしょうし、DLしてください。
      目を通していただき、ありがとうございます^^
      作品出来るの楽しみにしてますね!

      2013/03/20 21:11:28

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