降り始めた雫はもう
激しく街に 音を立てて
不安の影 忍び寄るも
譲れないんだ 今はもう
不幸の色
染まりかけて
溺れそうでも
もがき続け
進み続け
ただ手を伸ばす
今 引き寄せる
今 希望の道を
いつか見た虹を
探してる
遥か遠く霞み
消えそうでも まだ…
誰かのこと 羨んでは
無力な自分 正当化で
逃げ場のない 行き止まりで
追い詰められた気分だ
変わりたくて
変われなくて
燻っていた
「本気の瞳を見せてみろ」と
鏡を睨む
今 前を向く
まだ 震えてても
砂のように脆い希望でも
信じてく いつか
辿り着くように
ご意見・ご感想