「にぃには、大切な人ができたんだよね」

「は?」


「思い出した、全部」



にぃは目を大きく開けた。
私は、話すことをやめなかった。



「にぃの守るべき存在は、私じゃないことも」

「にぃにはミクがいるんだもんね」

「レンもミクもにぃも別の世界にいっちゃった」



「大嫌い!!!!!!!!!」



そういって、外に出た。

にぃの話なんて、聴く気にもなれなかった。

また、雨が降っている。





まるで、フラッシュバックだ。
あのときの状態のままだった。




「おい、リン!!!!」

「こないでぇ!!!!」

「お前・・俺の話も聞けよ!!」



何かが、あたしの中で切れた。
そのまま、カイト兄を突き飛ばす



「大嫌い!!!!!!!!」




――キキキキキキキキィ・・・









『少年の話をまともに聞こうとしない愚かな少女よ』

『お前は、永遠にその時間から逃れられない』

『また、再現されるのだ』

『最初から・・・』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

記憶の交差点 ~手と手を繋いだ糸~

次で最終回!!!

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投稿日:2010/05/11 18:21:50

文字数:438文字

カテゴリ:小説

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