たとえ ふたり 離れ離れに 引き離される運命(さだめ)としても

(時を経るたび見えなくなる目を 褒めてくれた人は思い出の中
 やがて消え行く幸せの刹那 けれど時代さえも残酷ならば)

舞い上がる砂の 破片(かけら)越しに輝くその光は
今も変わらずに 思い出せる約束の場所

旅立ちのあの日も
孤独に泣いた日も
この胸に抱き続けた想いを

ゆらめいてる世界の中で 陽炎の悪魔があざ笑う
焼け落ちてく幸せな日々 焼きつけたまま歩き続けた

(戦乱の中で 希望さえなくし
 けれど宿命に抗う旅路)

宵闇の果てに近づくたび景色は色を無くし
立ち止り仰ぐ夜の空に欠け落ちた月

流れる星の群れ
消えゆく街の灯に
今 歌い紡がれてゆくSaga

歌は途切れることを知らず 届かぬ思いは溢れていく
零れ落ちる涙の雫 弾ける度にまた君を見る

(何を求めさまようの 何が答えで間違いなのか
 何も見えない瞳で 一つ見つめたものは)


遠い空の下で待つ人 ただ想い続ける愛の歌
届け暗闇を乗り越えて 心より祈りを込めた歌

光届かない晴れの道 歩き続けていく旅人は
いつか告げ損ねた想いを 言の葉に変えて今日も行くよ

(どこまでも続く道の先で 彼を待ち続けると言うのなら
 願わくば彼の行く道の果てに 悲劇の終わりがあるように)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Saga of a bard

suine97さんの歌詞募集に向けて作った歌詞です。
http://piapro.jp/content/2c2ifpa2j9ah53mw

suine97さん素敵な曲を有難うございました。
完成までちょっとかかりすぎてしまいましたが、よろしくお願いします。

4/2追記
選考漏れとなりましたが、suine97さんからあたたかい言葉をもらいました。
やはりAメロがまだ良くできるんじゃないかという意見ももらったり。
個人的にも思っていた部分なので一部修正して残しておきます。

参加させていただき、suine97さんありがとうございました。

閲覧数:115

投稿日:2010/04/02 18:34:11

文字数:559文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • Suine97

    Suine97

    ご意見・ご感想

    シロトラ様
    suine97です。歌詞をご応募頂きましてありがとうございます。

    選考の結果ですが、今回は見送りという形を取らせていただきます。

    私の書き方が既に選考終了と言わんばかりでしたが、しっかりと読ませて頂きましたのでご心配なさらずに。
    歌詞の出来は素晴らしいですね。最終選考に2作品まで絞っていましたが、早速この作品を追加したくらいです。選考ですのでどうしても他作品との比較となってしまうのですが、Aメロにあたる部分がちょっと歌いづらいかなという印象を受けました。そのためメロディに忠実で歌いやすい作品を選ばせていただきましたが、このメロディでなければこちらを採用したくなる程深い内容の作品だと思います。全体的なバランスが取れていて物語も素晴らしいだけにとても惜しいです。

    今回はこのような結果となりましたが、私の曲に興味を持って頂いたことに感謝しています。
    シロトラ様の今後のご活躍に期待しております。

    2010/04/01 00:32:55

オススメ作品

クリップボードにコピーしました