一度だけのキス、一夜限りの関係

何度でも伝えるわ　好きだというこの気持ち
あなたに嫌がられる程　私は恋焦がれてる

そばをすれ違う度に　肌が焼けつくようで
遠くで見てるだけだなんて　酷な話でしょうね

一つ、あなたを想うだけで
顔が火照るのがわかる
一つ、あなたに触れただけで
私は、もう耐えられない

一度だけでいい　一夜だけでいい
あなたの腕で眠りたい
一度だけでいい　私のために
悪い男になって　人のものだとしても

あなたの人の良さのつけこむ悪い私
言い訳はしたりしない　後悔するはずない

あなたが罪悪感をせめて感じぬように
逃げ道は任せてね　何もしなくていいの

一つ、あなたの顔を見るだけで
もう何も要らないと思える
一つ、あなたが入る私の部屋
世界はここだけでいい

一夜だけでいい　他に何も望まない
ファーストキスはラストキス
あなたの腕で眠りについて
あなたの居ないベッドで目を覚ます

楽しそうに彼女と話す
あなたを見掛けた
私は目を合わさず立ち去った
一つ、心残りがあるとすれば
あなたをもう見れないこと

一度だけでいい　これで良かった
涙が止まらないのは何故
迷惑はかけない　もう何も要らない
私は指で唇をなぞる