まだ寒いね なんて言いながら
未だ脱げない マフラーとPコート
かじかんだ 手を温めるように
繋いだ手を もう1度握り返した

春と冬が入り混じった風と共に流るる僕らの詩

桜が咲いた 僕らは散った
待ち侘びた空 さよならは嫌だ
寂しくないさ なんて嘘ついた
じゃあまた明日が言えない日だ

通い慣れた通学路 他愛もない会話と
冒険と称した道草で 僕らの湖は満ち満ちた
使い古したスニーカーと 後悔ばかりの初恋で
真白な画用紙に絵を描いた みずいろの絵具で色を塗った

朝と同じ道で帰る 僕らの歩幅は小さかった

青々とした 春隣る空
笑い声舞う 隙に咲く涙
お願い 時が進むことなく
この箱庭で 遊び疲れたい

大丈夫 きっとまた会えるはず
そう告げた春 風を待っていた

桜が咲いた 僕らは散った
待ち侘びた空 さよならは嫌だ
寂しくないさ なんて嘘ついた
じゃあまた明日が言えない日だ

じゃあまた明日を言いたい日だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

東風解凍

卒業ソングです。
東風解凍(はるかぜこおりをとく)と読みます。

楽曲も投稿していますので、プロフィールに飛んで
作品一覧から聴いて頂けると嬉しいです。

動画サイトにも上げています。

YouTube
https://youtu.be/ZsblPtd3fy4

ニコニコ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40094567

閲覧数:68

投稿日:2022/02/25 18:53:49

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

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