握り潰した傷痕から
流れる血は白い
何色もない心の上
気付かれずに溢れ

差し出した腕を 抱いてくれる人もいないのに

回る 回る メリーゴーランド
寂しい冬の街を浮かべて
巡る 巡る 無情な運命を
不思議に ただ 眺めていた


泣き出した子に叫びはなく
助ける指もない
灰色の街 オレンジの陽
夢に覚めた鼓動

どうして僕は いつも大事な事が言えずに

遠く 遠く ロストパラダイス
虚しく色の褪せた花びら
遥か 遥か 忍ぶ足音を
いつしか 耳 澄ませていた


夢か 現 まどろみの底で
魔睡のような午睡のような
淡い 淡い 現実逃避
灰になる日を 夢見ていた

回る 回る メリーゴーランド
寂しい冬の街を浮かべて
巡る 巡る 無情な運命を
不思議に ただ 眺めていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

死にうかぶ哀色をまち

世界が自分には何の関係もないもので、
自分はいったい何処に行けばいいのだろう。

という感覚は割りと誰もが抱くのではないかと思うのですが。
まあそんな感じです。

閲覧数:191

投稿日:2008/11/26 00:22:24

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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