あなたの声を手に入れた生活は
とても嬉々として
あなたの愛を手に入れられなくても
悲しくなんかない

窓を開けても
真っ暗な空はいつになったら
晴れるの
私の独りぼっちは
いつ終わるの

飲み込んだあの日の夕焼けから
泣いてるあなたが脳裏をよぎる
思い描いていた理想は
とっくに捨てた
抱いたまんまじゃあなたは
手に入らなかった

ぽつりぽつり
雨粒のような涙を今日も拭う
もう本当のあなたはここにいない
分かってた

理想と現実
天秤に掛けたら
思い通りは簡単に壊れていく
抱きしめるその腕の強さも
脆いものね

飲み込んだあの日の夕焼けから
泣いてる私の声は聞こえない
嘘をついていた愛情を押し込めて
何も未来に繋がるものがなかったんだ

だけどあなたを手に入れたくて
こんな汚い気持ちで
あなたのこと苦しめてるのも分かってるよ

飲み込んだあの日の夕焼けから
泣いてるあなたが脳裏をよぎる
思い描いていた理想は
とっくに捨てた
抱いたまんまじゃあなたは
手に入らなかったから

あなたの声を手に入れた生活は
とても嬉々として
あなたの愛を手に入れられなくても
悲しくなんかない

そう言って今日も自分に言い聞かせる