反転する世界 堕ちていく 青い空へ
浸りそうなその色に 僕はただ怯えていたんだ

錆びついた屋上 降る埃
冷たいアスファルトに囲まれた
掠れた色がひたすら愛おしかった

振り仰ぐことすらも 出来なくて
震える僕は醜いでしょう?
どうせならここで朽ちてしまいたいよ

「それでも」 伸ばした手 震えはじめて
かぎ爪になり 乱暴に空を掻く
「壊したい」 呟けば 血が滲んだ
悔しい 何で お前は 傷つかない?

青くたれ込める空 壊したい それなのに
いつでも爪は宙を掻き 叫びは虚空に紛れる
いつだってその色で 押し潰そうとするくせに
触れると透けて 逃げていくんだ 理不尽でしょう?

反転する世界 堕ちていけば 触れられる?
灰色の枠の中 満ちる鮮やかな青に
僕は決めたんだ いつかその完全な色に
赤い紅い 痛ましい傷を つけてやるんだと

壊した色の その先を
見つけられたら そうしたら
僕はきっと ここから出よう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Brake my sky

初投稿です!
「空」の重さや広大さを表現したつもりです。
メッセージいただけると嬉しいです。

閲覧数:57

投稿日:2011/03/21 21:53:44

文字数:410文字

カテゴリ:歌詞

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