静かにページを開ける指に
小さく灯っていくのは今
凍えていた時間を呼び戻し
叶えた夢に微笑むための夜
折りたたまれた分だけ眠る
星が巡るための道筋は
君たちの枕元に置くから
目を覚ますのを怖がらないで
さながら夜の精霊ごきげんよう
見えないことがこんなにも安らか
不安の欠片を全部ちょうだい
そこにあるのが笑顔だって信じてる
微かにページを捲る指に
ほのかに香っていくの空
悴んでた記憶を呼び覚まし
沈んだ声に寄り添うための夜
研ぎ澄まされた分だけ触れる
月が歌うための足跡は
君たちの夢枕に託すよ
手を握るのを怖がらないで
ほらまた夜の精霊ごきげんよう
会えないことがこんなにも寿ぎ
不吉のジンクス全部ちょうだい
ここにいるのが全てだって感じてる
古びた時計を優しく抱きしめて
針が動き出すのを愛おしく思う
そのまま星になるよう返していけば
真っ暗闇のオーケストラみたい
特別な輪郭を宿さなくたって良いから
こぼれ落ちた大好きなものを忘れても
忘れたフリの心がきっと覚えてる
ちょっと照れくさかっただけなんだよね
巻き戻さなくたって良い
書き直さなくたって良い
振り向くのが恥ずかしいのなら
小さくてもいいから歌ってみて
夜が吸い込んで音を灯すから
さながら夜の精霊ごきげんよう
見えないことがこんなにも安らか
不安の欠片を全部ちょうだい
そこにあるのが笑顔だって信じてる
また会いに来てくれたことを
パレードみたいに喜びながら
前よりも温かい手のひらにほら
脈拍も鼓動も呼吸も祝ってる
夜が喜んで君と遊ぶから
夜の精霊が君と手を繋ぐ
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