真っ赤な鞍を絹へと垂らし
御馬遊びを致しましょう
轡を口に手綱を纏い
ヒヒンと啼いて御覧なさい

歯向うその姿が醜く
抗うその姿が厭らしく
私の荒れた心を掻き乱してゆくのです

許しを請うて跪け 愚かでしたと泣き叫べ
私の足に縋り付き 私に忠誠を誓え


高く高く黒を振るって
綺麗な線を引きましょう
さあさ汚い歌声で
音色を奏でてご覧なさい

涙するその姿が儚く
怯えるその姿が傷ましく
私の廃れた心を満たしてゆくのです

女王の様に奉れ 悦びに奮え啼き散らせ
私が欲しいと縋り付き 私に絶対を誓え


私はその手を振り払い
上手に出来たら御褒美と
甘美の言葉を上げましょう

『嗚呼、何て可哀い私の僕』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

S

タイトルの通りSの詩です。
といってもそんなにエロスは入れてませんが。
精神的且肉体的SMです。
暗い感じです。
一応MEIKOをイメージして書いたのですが、もし曲を付けていただけるのであれば誰が歌ってもかまいません。その辺にこだわりはありません。
ただ口調や心情は女性のものなので男声よりも女声のほうが合うとは思います。


補足説明
最初に書いた『真っ赤な鞍』は蝋で『絹』は肌(背中)です。
ここで言っている『御馬遊び』は三角木馬ではなく『orz』この状態のことです。
『轡』はまんま轡で、『手綱を纏い』と言うのは所謂縛りプレイのことです。
二番の頭の『黒』は鞭です。
んで、最後の台詞の中にある『僕』と言うのは下僕のことです。元々そういう意味の言葉らしいのであえて下僕にはせず僕にしました。

もし興味を持っていただけましたらコメントなり何なりといただけると嬉しいです。

閲覧数:97

投稿日:2008/09/16 14:52:09

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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