タイトルすらも決めないで 始まってしまうかのような
路の無い旅路に 目的なんて 理由なんて
最たるものは何もないが 君に会いたくなりました
未だ知らない 何かを求めて 僕の外へ


脳内だけの世界旅行は 何もかも想像通りで
良く言えばつまらない 本音ならばくだらないや 嗚呼、また。
「どこかに行ってしまいたい」なんて 言葉は呼吸を離れない
果てしない 果てのないように思えた

虚像に溢れる窓辺で舟を漕いで 空を渡った
目を閉じたほうがまだ まだ明るいようだ

僕と世界の境界線を 見つけるための冒険へ
広げた地図の外側を夢見れば 寄す我さえも捨てられたのに
今じゃストーリーの終着点を 考えるために立ち止まって
まるで進んでないや


一寸先の闇を書いて 救われる命があるなら
今を愛すために 際限なく後退していった
どこにも居場所など無いから どこへでも行けてしまうから
地平を根拠に 循環を盾に

衝動に任せた心は 名前を付けて嘘にした
美しいだけの ただの伽になった

広い世界のとあるひとつの 生命賭して今問うよ
生けとし生きるものが有限なことの 何が不自然か 何故嫌うのか
僕と宇宙の出発点は 案外そんな変わんなくて
少し心地がいいんだ 澄み渡った暗闇だった


嗚呼、また僕ら「人間なんて」に帰結すんだ
未来を奪うなら そこが果てになるが それでいいかい?
嗚呼、また僕ら二元論で語ってんだ
壁を作ったのは誰だ 行く先は多次元で高次元だ


僕と世界の境界線を 見つけるための冒険は
端から見れば代わり映えしないけれど しないことこそが美しいんだ
僕と世界の終着点を考えるために立ち止まらないで
旅をしながら考えよう
歩きながらでいいんだ 歩きながらがいいんだ


タイトルだって 境界線だって 世界の果ての夢だって
要らない 意味は無い 目的なんて 理由なんて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

オープンワールド 歌詞

詞曲 素糸
編曲 ふなぷっつ

歌唱 初音ミク

閲覧数:63

投稿日:2022/02/20 00:00:52

文字数:790文字

カテゴリ:歌詞

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