五分の魂

投稿日:2013/06/14 23:31:20 | 文字数:643文字 | 閲覧数:46 | カテゴリ:歌詞

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ごふんのたましい
ではないです。
ごぶのたましい
です。

由来は一寸の虫にも五分の魂から。
人と呼ばない→ごみ虫、虫けら
と呼ばれていた。という意味で書きました。

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TEXT
 

何をされても泣かないから
みんなは僕を人と呼ばない
何をされても泣かないのは
涙の無意味さを知っているから

机の傷をなぞりながら
死んだらどこにいくのだろうと
窓枠に身を乗りだして
早く飛べと笑われて

だけどたまにどうしようもなく
悲しくて眠れない日は
僕の涙腺は左手にあるから
汚さないよう浴室で
思い切り泣くんだ

涙流すほど堅くなっていく心
ぬるま湯で解きほぐして
穴だらけの心埋めるように
耳 針を刺し入れた


安全ピンで飾られた僕を
似合わないと笑うから
左手の涙腺を隠すように
綺麗な墨を流し込んだ

僕の机に花瓶があっても
片付けもしない先生は
初めて僕が見えたようで
初めて僕を強くなじった

分からないな分からないよ
悲しくて眠れない日を
知りもしないで
規則だからと頭ごなしに
叱るだけの人が

凍えちゃうな冷たいよ
ここは寒すぎて
強く壁を殴った拳だけが
やけに熱いよ


制服を着なくなった
鞄にホコリが積もって
生徒手帳はずいぶん前に
ゴミ箱に消えていった

愛してると鏡に呟いて
窓から投げ捨てた
あの日の僕が虚ろな眼で
叩きつけられて割れていった

悲しくなる度に
耳に針を刺し入れて
気づけば口にも穴が開いて
体は心と同じになった

埋めるようにねじこんだ
針が僕に穴を開ける
それがなんだか愉快だったから
僕は久しぶりに笑えたんだ

何をされても泣かないから
みんなは僕を人と呼ばない
何もされなくなってから
僕はやっと泣けるようになった

元「赤月奇瑠」です。
アカウント作り直しました。
基本的に暗い詩しか書けません。
お目汚しではあるかと思いますが読んでいただければ嬉しいです。

コラボ大歓迎です。
お気軽にご連絡ください。

Twitter ID→@kirai4649

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