仮想空間顔も知らないあなた
言葉越し画面越し
距離が縮まる
見知らぬ街で
誰と笑っているの
何してるの
どこかで泣いてないか
空想に沈む

おはようと交わすメッセージ
繋がったあなたの朝と僕の朝
この握れない手
こぼれ出し
行方失う想い咲く

芽吹いた春も
溶け出す夏も
色付いた秋でも
澄んだ冬でも
喜び痛み
この胸に抱えて

交われないアノニム
曝け出せない僕らのリアル
あなたの側で痛い
身体のない裸の僕
交わらないアノニム
魂に触れた檻の中で
紡いで繋ぐ心
絡まりつく
これもリアル
その声に溺れ沈む

動かない赫
どこで何しているの?
寂しくないか?
傷ついてないか?
守りたくて
役に立たない僕の
手はまだ届かない 

歌う雨風
逃げていく雲
寂しげな太陽
舞い落ちる雪
いつも願うよ
あなたの幸せを

交われないアノニム
交わりたいアノニム
曝け出したい僕らのリアル
交わらなきゃアノニム
引いた線の曖昧さに
悶えて騙す妄想
時間かけて胸に根をはった
信じてたいアノニム
歪んでいく僕らリアル
震える手tagり寄せて

あなた見つけた彷徨う嘘の隙間
境界線の向こう
ただあなただけ
思いに勝てぬ言葉たち重ねては
消えていった
あぶれた想いさえ
連れて
会いにいくよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アノニム

閲覧数:42

投稿日:2023/02/21 14:43:57

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

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